2015/10/12 (敬称は略します)
世界経済のリスク増大 IMF委声明、米利上げ慎重に
●中国の景気減速が主な原因であるが、アメリカもそれによる新興国の経済波及を懸念してどうやら利上げは年内は難しそうだ。 場合によっては来年へのずれ込みはもちろん年央までと観る人もある。 そのなかで日本は中国とアメリカの両方睨みで経済運営を余儀なくされるのはもちろん今に始まったわけではないが、為替の問題も挟まってしばらくは円安基調が続くかもしれない。
企業側はそれでも一部には依然として好決算がでるものの原材料や輸入生活物資の高騰は今までの分に加えて国民大衆へのコスト圧迫要因にさらに繋がる。
来年に向けてアベノミクスのトリクルダウンの好循環はもう色褪せて政府は今までの政策以上に構造改革への地力の他人依存の右顧左眄型のやり方では
国内消費者の生活品高騰の不満を払しょくできない。 それは可なりな緊急性の予感を感じさせる。
市場では7~9月期の日本の成長率が2四半期連続でマイナスになるとの見方が浮上。15年度は1%に届くか微妙な情勢だ。年末にかけて景気後退説が勢いを増すことさえあり得るかもしれない。 これは可なりな確率予想になってきている。
政府・与党内には景気の先行き懸念がさらに強まれば補正予算を検討すべきだとの声も上がり始めている。市場では燻っている日銀の追加緩和観測も高まる。だが国内で打てる手には限界がある。中国経済の減速はどこまで深刻になるのか。米利上げの影響は市場や新興国にどう広がるのか。米中の行方が日本経済を大きく左右するは常のことだがどうもその流れが強くなってきている。

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