2015/10/6
AIIB とTPPの競合関係
●TPPの大筋合意とすでに決まったAIIBが今後の世界の政治経済を規制する。
TPPは日米加豪主導、AIIBは中国と東南アジア諸国、中央アジア諸国、ロシアに加えて最後におっとり刀で駆けつけたヨーロッパ主要国である。
TPPの環太平洋連携諸国に比べて一方のAIIBはおもにユーラシアのインフラ需要に対応するものだという。
TPP参加のいまの搔い摘んだGDPは3100兆円という。日本が現在約500兆円だからその6倍余になるらしい。 日本としては貿易立国の建前から言えば
この環太平洋諸国グループとの関税障壁が期限付きで一部を除いて撤廃されてゆくことはやはりプラスを享受できる意味合いが強い。 GDP600兆円構想が
このことを含んでいることは当然であるにしても享受だけでなく失うものもあるのだ。 それによって一部の農産品などだけでなく知的財産、医療、医薬品などの多義の分野産業が打撃をうけることは間違いない。 翻ってそのことによる国内波及問題が現実的に浮上する。 この世界を二分する歴史的綱引きが経済だけでなく世界の政治にもかならずや抜き差しなら影響を与える。 世界もまた第2のステージに否応なく移りゆく。
もういまや1995に端を発したIT産業革命からいまでまだ20年。
これから先には想像を絶する未踏の世界に突入してゆく。
あらかじめの予断はまさに禁物である。 ただ人間のあるべき摂理に基づいて外さないことに尽きる。 つまりすべてに対して謙虚であらねばならない。

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