2015年10月29日木曜日

世の中いろいろ


2015/10/29 (敬称は省略します)

世の中いろいろ

民主党の内部崩壊が止まらない。

2-3日前 兵庫県選出の民主党の松本剛明議員が離党宣言したと言う。 元民主党の外務大臣だったのは覚えている。 自民党入りと言われていてしばらくは無所属に留まる。 さすればこの何年か前に同じ兵庫県で民主党議員で離党して無所属を経て自民入りを果たした兵庫12区の山口壮と同じ系譜をたどることになるように見える。 果せるかな山口の離党のセリフも「民主党の中で一生懸命やってきたが限界を感じた」だ。 今回の松本のセリフはまさに山口の上書きと言ってもいい。 山口は自民二階堂が拾い上げた。 ひょっとしていま上り坂の派閥の二階堂が増大中につき松本の引き入れがあるのかも。

それとともかく両人は民主の時から外交育ちだった経緯もある。。 

いずれにしても閣僚経験者の離党、それも対立政党の自民に行くというのはまさにある意味敵前逃亡に値する。 それはやはり民主党という寄り合い所帯が未だに融和できない素人には分からない内部の党内事情があるにせよ党のイメージとしては落ち目を知らしめるサインとして普通の国民大衆は受け取るはずだ。 一体この党はどうなっとるのだというのが素直な受け取り方であろう。 4年前までの曲がりながらの三年間の民主政権はつまりは乱脈自民の大きな揺り戻しだけで政権担当能力不足に帰する、いわば素人政権であったことにどうやら歴史的には評価されてしまっているが事実はそれだけではないと思う。

いつも言われているようにこの政党は対案がもともとなく、自民の言ったことに批判反対するだけの能だけで政治を事足れりと済ましてきたその反動が4年ももたずに退場させられたものなのだ。 とくにその後の安倍政権と違って国民大衆のもっとも関心事である経済に関しては不幸にも日銀の手堅すぎる消極運営が運も悪くデフレに陥った経緯はそのあとの世界的金融緩和が浸透しかけるその前に政権を返上しなければならない不運もあった。 余儀なく年末解散のその夏には8000円前後まで落ちていた株価は夏ごろには少しずつ上昇の兆しがはっきりと後検証では見えていたのだ。 とくに管政権時に突然の社会福祉と税の一体改革としての消費税5%はいまに続く税の怖さが政権を沖縄の基地移転のことと合わせて政権を頓挫させたのはやはり舞い上がって政治主導を取り違えた官僚との溝が素人政治の悲しさを露呈したといってもよい。

そして最大のことは党の進むべき綱領たる目標理念がこの党には無かったことによるその場その場の対処療法で、その日暮らしの政権運営はもう不可能な収支のバランスに埋没するうつ病政権となったといってもよい。結果的には日本経済のデフレ化を助長してしまう政権運営から脱出できない泥沼に入り込んでいたのだ、 やはり時の財務省と大臣が政権の司令塔であったことはいまの安倍政権が財務省、日銀を実質的に抑え込んだ技にはとても及びもつかない官邸の力不足であった。 それに今と比して労働組合がまだしもデフレの中で沈黙してかっての分配をめぐる企業とのバトル精神を発揮できない雰囲気に流されていた。 しかし企業、とくに大企業はそのころ労働派遣法の恩恵で水面下で徐々に内部留保はちゃっかりと増やしていたのだ。 それなのに政権はそのことには気づいていなかったのではないか?   政権と大企業はかってない疎遠な関係になっていたのだ。まさに経済では民主政権は四面楚歌で、財務省は財政緊縮の建前から消費増税一点張りのシフトで国民大衆の折角の政権交代の希望の夢はわずか3年で破たんした。 それを底辺で支えたのが結果的には終局のデフレ金融政策と批判された白川方明日銀総裁による金利解除であった。 これを転換できなかったことは、その後の安倍政権の黒田日銀主導の金融緩和でコペルニクス的真逆のインフレ政策として登場せしめてアベノミクスに至ったのだ。 

まあそれと間が悪いときにはおまけ付きの因果も重なって、東北大震災が悲劇に輪を掛けたのも政権の弱体化を促進した。 

ことほど左様で民主の一時は300議席に喃々とする所帯がこれほどの衰退をきたしているのはいつも自民の政策批判が先行して自らの政策目標を先行して明示するリスクティキングを取らなかった党風を国民大衆は嫌っていったのだ。。

本当にやりたいことが見えないのだ。 それはいろいろのかっての政党の離合集散の遺物が未消化でいまも底流している民主党の家庭事情がもう原因なんだ。 特に表題の松本・山口両氏などは民主右翼でどちらかというと労働界から出てきたものとは遥かに違う感度で政治を見ている。 同床異夢としても限界がある。 やはりこうなれば党の組成すらが問題だとの入口論になるのは仕方がない。 まずは代表の岡田は許される範囲内の民主党の政策幅のウイング組成の整理整頓をせねばならなかったのにしなかった。 何でもかんでも数の寄り合いでは限界があるし、場合によっては党内で収拾のつかない離合集散ではいまのスピードの速い政界ではまったく追随できないし、国民大衆の期待からますます感度の鈍い政党に惰すことになる。

もし今のままならばたぶん安倍政権は来年夏には民主瓦解を見越してまたしても異次元の衆参同時選挙を敢行するはずだ。 さすれば民主は見事に粉々に粉砕されて小惑星に落ち込むはずだ。 選ぶ魅力は何もない。 一部の労組議員が辛うじて生き残るだけだ。 それを早くも察知したからこそ、たまたま両氏はそんな避難行動に恥も外聞もなく政治家としての夢も捨てて自民へと走るのであろうし走ったのだ。 つい最近の宮城県議選挙で民主は惨敗して共産党にも負けた。  岡田代表は「民主党が風を受け切れていないのは事実」と認めたが、こうなった責任は自分自身にあることにまるで気が付いていない。 恐るべき無知と無責任である。 政権担当時のいわゆる6人組の横柄・横着な姿勢もいまに変わっていない。 もうこの風だよりの風来坊政党に明日はない。 

岡田、枝野、野田、玄葉、安住、前原などは解党しかないと悟るべきだ。

こんな民主に維新の党が寄り添うなんて見通しが甘すぎた。 ここにも奈落の底に自分で自分を追い込んだのは飛んで火に入る維新の党は夏の虫と言わねばならない愚を犯したことになったのは悲劇的である。

■きょう夕方時事ドットコムニュース

代表選前倒しを要求=「このままでは参院選惨敗」-民主・桜井氏

民主党の桜井充元政調会長(参院宮城選挙区)は29日付のメールマガジンで、「安倍政権と戦う真の野党」をつくるため「早期に野党再編を行い、併せて代表選挙を行うべきである」と主張した。岡田克也代表の任期は2017年9月末まで。代表選の前倒しによる代表交代を求めた形で、波紋を広げる可能性がある。
 桜井氏は、共産党が議席を倍増させた一方、民主党が後退した先の宮城県議選に言及し、「執行部に危機感が感じられない」などと党の対応を批判。「この執行部のままで来年の参院選を戦ったら惨敗することは目に見えている」などと訴えた。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ