2015/10/13 (敬称は略します)
●大筋合意のことが事実なのかどうかはいずれ判明して、たぶん物によっては国内での合意に際しては大揉めになる分野もあろう。 しかし言うても貿易立国が国是でこの100年以上やってきたのだ。 究極は立場立場はあっても
敷居が無いか低いほどいいのが真実だ。 その言い出し兵衛であるアメリカが今回はこれほどの長い時間が掛かっても強い交渉態度を崩さなかったのはメンツもさることながら経済統合を通じて緩い政治協商グループを作ることがねらいであったはずだ。 とくに日本との合意には一部分野で今までの経緯から軋轢のある分野が障害となったのはどうやら事実らしい。 ただバイでの過去からの問題も粗方周知のものもあり、まあこれだけの多国間交渉は日本も初めてのこともあり甘利の言を借りれば一時は交渉棚上げの危機も何度かあったようだ。 もちろんアメリカに押し切られて反国益交渉との見方もあろうが、それ
は見かけの交渉テクニックで外圧を利用しても国内の障壁を押さえつけないと国民大衆の終局的利益を保護することこそが本当の国益だ。
ところでわたしにはやはり食べ物に関しての興味が一番である。 とにかくパン食でバターの高さには従来からもう少し何とかと思っていたらどうやら詳細は知らないがNZの強硬な解放圧力から希望がありそうだ。 それと牛肉はもう何年か前からアメリカ産、豪州産は日々の生活にすでに入り込んでいるが先行き当然さらに安くなりそうだ。 それと豚肉や鶏肉は今まではとくに豚肉は牛肉に変わらないほど高かったのでこれもどうやら可なりな希望が持てそうだ。 わたしは栄養価からはとくに豚肉の値下げの方に期待している。 やはりいままで何度か交渉経緯のあるものはこういう場合いろいろの経験から道筋がついているからいい線に落ち着いて開放度が広くなるのはいいことだ。 それと最後は米とか小麦は主食としていつもメインな問題になるが、とくに小麦は日本の生産がほとんど少なく輸入に頼っているが、米食からパン食へのシフトが依然トレンドになっていて交渉経緯の中身は全然わからないが、コメと同じかそれ以上に関税は少ないことが当たり前の現実だ。 そして問題の米だが、年間800万トンも以前からすれば相当生産額は減少に追い込まれてその減少トレンドはと止まらない。 ただ今回どれだけ一般に出回るほどに解放されるのかは分からないが。先例のある牛肉や豚肉のように早く流通させてほしいものだ。 わたしは日本のコメの品質はたしかにいいかもしれないが、飯は炊き立てが一番で冷めしになればだめで、それならば安いアメリカ産のたとえばコシヒカリで安ければそれも相当安くなると思うが別にそれで充分である。 ただコメのような主食は国民性があって舌の感覚なじみはいくら外国へと言っても舌のなじみが異なれば魚沼コシヒカリが普遍的に世界ブランドになるものでもないと思っている。 要はなれの問題なのだ。 あまりにも必要以上に日本のコメを高評価しすぎている。 本当にそうならばもっと死に物狂いで輸出すればいいのだ。 それとコメの取引はどう見ても混ぜる悪習が頭から離れない。
水商売的曖昧さが常に不正と裏腹である。 取引の中身を明朗化すべきだ。
とにかくアメリカ産のコメでもなんら差し支えない人間もいるのだから輸入量を増やしてとにかく一度恐怖を覚えた牛肉、豚肉、鶏肉の先例と実績から見ても十分に流通させればいいのだ。 そのなかで生産者や消費者が答えを出すんだ。 これに対してまたまた政府が自民の政治票田という悪玉カネで買い上げの掴みカネをばらまく弊害を続けるのは結局日本の農業をだめに追い込むだけだ。 かわいい子には旅をさせよ。 農家ももっと厳しさに慣れなく知っちや。
ただ与党には 自民党道11支部の大谷亨幹事長(道議)は「甘利TPP担当相は次から次へと交渉カードを切った印象がある。小麦にしても牛肉にしても、なぜあそこまでしないといけないのか」と日本側の譲歩の姿勢を批判。「豪州との経済連携協定(EPA)をはるかに超える内容で、国会決議を守ったとはとても言えない。話にならない」と怒りをあらわにする。
それと食料自足率が39%などとの国民大衆不安を煽る農水産省のデータは羅ためて客観的データに基づいた基本的再検証をすべきだ。 金額ベースとカロリーベースなどという2重基準はご都合主義である。 このことが日本の農業の根幹であるコメの政策をいかに長らく歪めていることにそろそろ大ナタを入れないといけない。 日本の岩盤規制の解除の大いなる要因の大きな一つである。 外圧でもなんでもよろしい。 間違った政策をいつまでも続けられる訳はない。
もう内向きの精神論恐怖論とはさよならだ。

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