2015年11月2日月曜日


2015/11/2 (敬称は省略します)

世のなかとんとん

「しがらみ」を乗り越えられるか北東アジアの主要三国、日中韓の首脳会議

●三年半の狭間をおいての首脳会議が開かれた。 主催国の朴女史と、とくに印象的だったのは安倍との握手が見られたことである。 ぎこちない以前に比べて女史の東洋的控えめな笑顔にやはり三国がほんに近しい国同士と改めて感懐を持った。 中国の李克強も日本への顔見世は公式には初めてだろう。

もちろん個別の二国間同士は明日からだ。 打って変わって未整理の懸案事項が待っているが、正直なところどの三国国内でも、ええ加減なんとか上げた拳や行き違いを解きほぐせとの機運もある。 中国はいま1970年初め以来の経済開放以来の初めて最大の経済変調期に揺れている。 韓国も中国政治経済の中国依存の反動から苦慮している。 ただ日本は先のバブル大崩壊から25年近くやっとのことで長期デフレの脱却にどうやら足がかりを掴みかけている。

まあ大きな括りで言えばお互い立場は違えど、同病であり且つ又あったのだ。 

そのことから6年間以上頓挫していたあの6か国協議に戻れとの声も出ているのはやはり朝鮮半島の非核化への回帰がいまもこの地域の安定には欠かせないとの歴史的再認識の確認からであろう。そのことから北東アジアの冷戦構造は溶かしてほしいものだ。 そのためにも順序を踏んでコアの三国がこの会議に漕ぎつけたのはやはり最低限の当事三ケ国の事実認識に共通の危機感を持ちたい、持つべきとの思いがこの会議を誘発せしめたと思いたい。

とにもかくにも来年度は日本が主催国でもあり、継続することは力だという普遍的真理を目指して臥薪嘗胆のこれからを目指してほしいものだ。 そしてまずはそのことの確認が取れたことはいいことだ。

正直なところアメリカと日中間三国が融和できれば世界の半分は落ち着けられる経済力があるといってもいいかも。 ちなみに2014年年度の

世界の名目GDP(USドル)ランキング

 

1位  アメリカ  17,418.93 (22.53%)

2位  中国    10,380.38 (13.42%)

3位  日本     4,616.34 (6.97%)

4位  ドイツ    3,859.55

5位  イギリス   2,945.15

6. フランス 7. ブラジル 8. イタリア 

9. インド

10. ロシア 11. カナダ 12. オーストラリア

13位  韓国     1,416.95(1.8%)

 

日中韓 合計    16,413.67  (21.2%)

世界合計       77,301.96  (100%)

 

米日中韓      33,832.60  (43.7%)

 

とにかく明日からのバイ会談でどれだけの確かな歩み寄りが可能かが気にはなる。 キーワードはもちろん過去も忘れてはいけないが、やはり未来への確実なアプローチから進んでさらに後世のために大切との共有の足がかりだけは絶対に手放さないことである。 

朴女史が歓迎の式典の中で雨降って地固まるの例えを出したが、日本にも同じことわざがある。 明治にも岡倉天心はアジアは一つという名言を残している。

まさに100以上たった今でもこの言葉の優れた重みはさらに輝いている。

このプライド高き東洋の主要参加国は世界に対して大いに責任を持たないといけないしその義務があるのである。 最後に中国の荘子最終編に有名な大同小異とある。 大国と歴史の本家の中国はいまこそこの言葉を拳拳服膺してその度量の広さを満天下に披瀝してほしいものだ。

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