2015年11月15日日曜日

イスラム世界の暴発はイスラムの知性の欠如から。


2015/11/15 (敬称は省略します)

イスラム世界の暴発はイスラムの知性の欠如から。

●すべてはアッラーの教えに従うのは良いとしても現実には人は生活しなければ生きてゆけない。 その基は知識を得て物事を合理的に事実を積み上げてこそ現実的成果と実利を得るのだ。 単純な言い方だけどイスラム世界が近世代になってからその努力が西欧世界と比して弱くなったことが近代になって西欧世界の侵略と植民地に貶められた大きな原因だ。 少なくともイスラムの勃興・発展期は学問でも芸術文化でも西欧の中世期よりも優れていたし、文化文明でも負けていなかった。 それが証拠に最大伸張期には中東は勿論アフリカ・地中海諸国をその版図に治めていたものだ。 それの逆転期はやはりイギリスに始まった産業革命だろう。 それがフランスに伝播して瞬くうちに西欧諸国に広がってキリスト文明文化とともに世界の支配グループに押し出すことになった。 その間アジアは勿論、西欧世界に隣接するイスラムは完全にそのキリスト文明文化に圧倒されてその巨大なイスラム世界は版図の奪還と元々の中東地域にまで押し込められて、近代はまさに西欧キリスト世界の圧勝で今に至ったものだ。 ただ神は近代に必須のエネルギー源の石油をイスラム中東の地下に埋没させていたことが、またまた西欧世界のみならず世界の熱視線を集めて新しい第2次産業革命の起爆剤の役割を担わせた。 石油は中東に巨大な富を集めただけでなく西欧世界の略奪の巣屈にもさせられてしまった。 その空前の富の簒奪と略奪の中で中東世界は本当は学問知識を集めて自力開発と精製までを自力で開発維持発展できなかったことの失った過去の巨大なロスと今に続く不公平な富の略奪の怨念が、キリスト教世界とイスラム世界ののたうちまわるバトルの、いまになっても打ち続くテロの連鎖に世界はますますその悪と負の連鎖に戦いているのである。そ

の意味ではイスラム人は誇り高き矜持を有する族社会で固く結ばれている熱い

集団であり、密度の高い同胞の集まりである。

その意味ですべてはアッラーの教えも大切であるがもう一方の手に真実を求める実利的な事実を極める学問をどうして近代にも発展継承できなかったのか不思議である。まさに西欧世界と密接にしながらだ。 アラビア数字を発明し、ゼロの概念や優れた幾何学にも到達しながらどうして西欧世界に総合学問力で後れを取ったのか?

いまそのキャッチアップを急いでいるが、イランですら自力で原子爆弾を作れていない。 あの北朝鮮ですら早くに完成させているのにと思うほどだ。

彼らの西欧人と違わぬあの思慮深い顔貌を見ていて、歴史はいつどこで同じアングロサクソンを自然科学分野の人類的発展の中で貧富の枝分かれをさせたのか?   そしてもういまにさらに続く怨念の連鎖であるテロリズムの抜け出せない悲劇を世界は今後も耐えてゆかねばならないのか?   9.11からの懲りない惨劇に今回はフランスのパリの修羅場だ。西欧はもちろんロシア、中国の各国の怨嗟の非難と罵倒がイスラムへ集中している。 全世界を敵に回すこのイスラムの恨みとはいつまで付き合わねばならないのだ。 そしてこの連鎖の暗雲は広く全世界に確実急速に伝播してゆく怖さを内包している。 もうわれわれ日本人が月の砂漠やアラビヤンナイトにかけたロマンは頭に隅に追いやられてしまってこのおぞましい現実を見るに忍びない。 いずれにしてもかれらイスラムの信奉者が現実のファクトとしっかり向き合って片手にコーランともう一方の手にそのファクトを積み上げた現実の巨大な知識と知見を持つことを祈念したい。

それにしても日本の平安の頃に突如砂漠に発生したキリストから枝分かれした、言わばおなじルーツのマホメットの兄弟宗教がかくも激しい相克を繰り広げるとはの思いは、日本の中にもかってやはり存在しただけにその想念の激しには想像を超えるものがある。

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