2015/11/29 (敬称は省略します)
世のなかとんとん
まずは景気回復、財政再建はその次
●政府はともかくいちばんの日銀のスタンスが黒田が言う割にはダッチロールしている。 いまはやはりデフレを脱却できていないのだ。 それのいちばんは賃金が企業業績に比して円安の恩恵を働く側に戻していないからである。 今のままであればもともとの日銀の言うところの2%のインフレには来年もたぶん届かないでいつまでも黒田のぶつぶつの呪文を聞かされることになる。 かれはいつも強気で自説に拘っていてトレンド的には物価は基調として上向いているというばかりだ。 財務官僚での異色の総裁と言ってもやはりおおきな括りでは官僚の枠からは出れていない。 そして最近では財政再建にも軌道を正すべきだと二律背反的な言動も垣間見れる。 そして税金を上げて支出を削減する方途を言う。そしてさらなる財政支出が政府債務を増加させると警告もしている。 もちろん言ってることは間違いではないにしてもやはりまずはリフレを達成するもともとの黒田イズムを実行に移せないと黒田トーン効果は以前よりは落ちるのだ。 政府のGDP600兆新看板もそれによって財政赤字の見かけの数字を薄めようとする苦肉の演技を測りつつ、とにかくは景気回復と税収確保を通じて財政再建への後押しを考えてはいるのだろうが、その時々で都合のいい物差しを使い分けるのはもう飽き飽きだ。 ここまでくるとやはり来年の賃上げととくに今年の消費税引き上げの追認の決定が先行きの政権の命取りにもなりかねない重要な要素になってきている。 もう軽減税率どころではなく消費景気浮上の為にも財政規律への回帰を遅らせる位の腹積もりを迫られている時期だと思う。 結論は短く端的にしないと国民大衆も企業もこの政権には迷いと信じきれない隠ぺいと不信を払しょくできない。 それが疑心暗鬼を生んでいるのだ。 どう見ても今消費税を上げることは避けるべきである。
あらゆる手練手管を駆使しても安倍が最後の砦とする株価はいま呻吟しているのが何よりの真実だ。 とにかく推進力が不足している。 万遍のなさが傾いていて正常な位置からずれていて物凄い余計な推進力がそれを邪魔している。
スムーズに垂直に上がるわけはない。

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