2015年11月9日月曜日

世のなかとんとん


世のなかとんとん  

巷間に、国敗れて国債ボロボロではの噂が・・・・?

2013年春たけなわの頃、颯爽と途上した黒田日銀は安倍に求められて

先任の白川と真逆の異次元の緩和を行うことになった。それから3年半余になってデフレ脱却のための金科玉条の物価2%につよく拘る同総裁は積みあがった日銀保有の270兆円(国の残高全体の30%)を前にして、ことし212日の経済財政諮問会議で黒田は主要国などで組織するバーゼル銀行監督委員会で起きている議論を紹介し、「今は安全資産とされている日本国債だが、今後これを保有することはリスクになりうる」と警告を発した。発言の重大さから会議のメンバーは困惑し、「マーケットに影響を与えるのはまずい」という政府の意向で、この発言の部分は議事録から削除され、箝口令まで敷かれるという異例の事態になった。 これ以後国債問題は公然たる箝口令下に置かれているのが現実だ。 しかし民間の経済雑誌や書物がそれに刺激されて市販されつつある。 政権にとってはお決まりの秘密主義からも、増え続ける国債がリスクになる話など国民には知らせたくない。そのため議事録には、黒田発言のうちの財政再建を求める部分だけを載せ、国債リスクを語った5分間分をすべて削除したのだというらしい。 要は財政再建派、いわゆる財務省の流れと税収拡大、積極財政派との鬩ぎあいである。 元々は同調していたが今はどうやら明確な路線の違いにまでに至っている。 安倍は来年の憲法改正を視野に入れてもいまは再建派には向かえない。 しかし一方でこれ以上日銀に国債を買わせることにも政府は反対してきている。 すべては成長によるGDPの増加で乗り切りたいところだが、今までの経済政策の受益者は大企業と一部の中小企業であり、一般の中小企業と消費者は蚊帳の外である。 このことが国民大衆の中でモヤモヤと燻っているのを知ってか知らずか、とにかくトゲが刺さっているのである。

明らかに政権の政策は看板を架け替えてはいてもすべて以前の看板の焼き直しで、即効的なものは訪日外国人の爆買いくらいである。 

こんなままでは今までの偏った成果と、もし出口政策に向かった時の緊縮政策に切り替わった時の混乱は可なりな程度になる。 われわれ素人が考えただけでも昨年4月に3%引き上げた時の想定外のむクラッシュを思考すれば174月の2%の再引き上げはもう軽減税率云々の前に、はやく消費税を撤廃して民心の安寧を優先して大転回政策に切り替えるべきであるはずなのだ。 もうトレンド的には物価は2%に向かっているなんてのはいくら黒田にしてもコアコア的には仮にそうだろうが、問題の中身はすでにそんなことから政府の責任の方に多大な結果重責が被さっているのである。  

その意味では政府の指揮下にある日銀はもう動かせる駒はないのだし、これ以上の政府との同調はいくら黒田と言ってもやりすぎだ。

ここでもっとも大切なことは財務省と政府、安倍と黒田に大いなる隙間風があるとの風聞がウソ・マコトを交えて流布されることは最も危険なことである。 

それにしても安倍みたいな奴のために国と国民の大切な金融資産が危険に晒されるなんてきちがい沙汰だ。 とくに惰性的に財政規律と成長の二律背反の二兎を同時期に追うなんてはどうかしている。

やはり一つ一つきっちりと整理してゆくのが真っ当なやり方だ。 国と国民を危険にするタイトロープまでの仕事をこの男に誰が頼んだというのか?  まさにこの男のやっていることは整理整頓を踏み外してただ憲法改正という

やみくもな試みで今は妾の子になってしまった安保法制を嫡子に据えんとする作為を企んでいる。 もう捻じ曲げと国を殺めかねない暴慢は極まっているのだ。

間違った時の保証なんて取れないくせに。 みーんな公然と腹の底で危惧するこの男の独善的な大きなお世話には、愕然とする一寸先が待ち受ける衝撃を覚悟はして置いても、し足りないことはないはずだ。

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