2015/12/7 (敬称は省略します)
●安保法制の予後はやはりこの寒空の中、若い学生や一般市民層の熱気あふれる、それでいて静かにデモっていたようだ。。 そこに野党各党の党首を含む議員や有名芸能人らも応援に駆け付けた。 あのイレギュラーの今秋の議決は国民大衆感覚では認知されていないのだ。 この師走の東京からのデモ発信が年明けからも全国各地で拡散してゆくのだろう。その機運が感じられる。 政府はどうしても今のチャンスに便乗してあわよくば衆参同一選挙にまでと勢いづいて、この最大にして最後のチャンスを憲法改正の山場として来春からは徹底した運動を展開するはずだ。 しかしながらことはそう簡単に政府官邸の思惑通りには行かないと思われる。 シリア問題におけるISなどに関連する世界的な恐怖のテロ拡散は欧米主軸国の軍事攻撃に正当性を与えロシアも交えての総力を挙げた殲滅作戦に移行しているが、内実はロシア対EUとトルコの対峙でガラスの際どい構築物である。
それともうわが日本もテロの標的国になってしまっているのだ。 もう明らかにイスラムテロリズム集団からは日本は遠い離れた中立国ではなくなっている。 とくにアメリカと集団的自衛権を通して一体的行動が可能になったこの現行法はもうすぐ法律が実体的に運用が始まるだけに、今までとは違う新たな局面に立たされてくるのである。 とくにそうなればほとんど我が国はアメリカとの連携から見ても選択の幅は従来とは別して一体として外部からも見られるだけに、いわゆるパリ事件のようなことは他人事ではないのである。 アジアにはイスラムの巨大な大国のインドネシアがある。そしてそのお隣にはマレーシアである。 もちろん中東のイスラムとは立場は違うにしても同じイスラム信教国である。 将来このインドネシアはアジアの中で特異な大国になる可能性を秘めているように思う。そして続くマレーシアの両国は昔から華僑と一部インドの住民も混在していている。 もう今はかつてのODA供与国としての見方は古い。 いずれこの両国は日本の生命線のオイルロードにもかかわりが出てくるかもしれない。 中東のテロの一部がこのルートに浸透してくる可能性も排除できない。 さらに中国との古くからの地政学的、華僑を通じての人的関わり合いからも日中の鬩ぎあいの係争地にもなり兼ねない。 中東のイスラム過激派の跋扈はいまもアフリカにも飛び火してEUへの避難民の悲劇と排斥問題は欧州の最大政治問題化している要因でもあるが、これがアジアに飛び火すれば間違いなく日本にもこれらのイスラム教国が危険な温床になりうる。 その時の中国と日本のテロへの備えは現実のものとなるのである。
とくに日本はアメリカと同視される危険は可なりある。 集団的自衛権により日本のアメリカとの一体感の強化から、従来の少なくとも日本の独自の選択的外交幅は大いに狭まっているのだ。 もしテロの矛先がアメリカということになれば、いまは即日本にもそれが向けられても仕方がないのである。
次なる来年の選挙は自民の憲法改正の最大のチャンスであるから余計に我々は
テロと戦争への切り口に入る恐れの強い次期選挙は括目してこれを排除する腹を固めておくことに尽きる。 経済もさることながらそれに枯れて裏に隠れる政治の季節の到来を決して見過ごして末代までの歴史の失敗を再現してしまうことになる。 いま経済にかまけて極楽とんぼに陥っているユルフンのこの国に危機が迫っていることをつよく恐れる。 とくにアンテナであるマスコミは触角を無くした昆虫と同じだ。 信じるのは自らのそれをさらに研ぎ澄ますことでしか真実は得られない。

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