2016/2/29 (敬称は省略します)
世の中いろいろ
アメリカ大統領の輪郭が見えてきた
●民主党は力が弱ったがやはりクリントン、一方の共和党は乱戦の中、トランプがダークホースの強みを発揮して勢いづいている。
日本は伝統的に共和党と親和してきた。 岸アイゼンハワー、中曽根レーガン、小泉ブッシュに記憶が強い。
今年の秋にはどちらかに決まるが、日本にとってどちらになっても厳しいかもしれない。 クリントンは国務長官時代は日本にも宥和的であったが最近の予備選挙中にはTPPに反対とそれに日本の為替政策についてはじめて円安介入を批判したのだ。
また、一方のトランプはもう表向きはモンロー主義かと思わせる強い保守回帰主義を訴えている。 経済でも雇用維持のためにとくに名指して日本と中国からの輸入を抑え、欧州避難民と隣国メキシコからの今以上の流入には、有名になった蜜入国防止壁をいい募っている。 一時のアメリカ人には考えられない激しい苛立ちが漂っている。 アメリカには白人の富の集中と今後の人口増で白人人口が50%から35%へ下落。 その他の黒人、ヒスパニック、メキシコ、ネイティブが65%になる人口的恐怖が猛烈にのしかかっているのだ。
単なるアジテーターの域を超えてあれだけの賛同者を背景にして共和党の候補者乱立を泳ぎ切ってきている。 オバマ民主党の2期8年間は戦争をしないアメリカを演じてきたがこれの功罪が織り交ざって世界はアメリカの警察官放棄の下で、あえて多様性の時代を余儀なく演出することを要請されてきている。 このことはあらたな民族主義の台頭を好悪に関わらず生み出すことになる。
それと今回のG20と各国蔵相会議は当面の世界経済の減速防止を大きなテーマしたが、そのなかで初めて日本と中国の為替安誘導を灰色国として名指しで批判されたのは今後の構造改革と相まって注視観察されることになる。 アメリカのクリントンの非難とも絡んでこれからの日本の為替操作もあまり露骨なやり方ができないようだ。 こういう外部経済要因からも各国の景気浮上策が大きな命題を抱える中、日本としてもこの夏ごろに腹を決めざるを得ない消費税の残余の取り扱いはひとつ間違えばまたまた世界景気の足を引っ張りかねないマイナス政策となる。 もうほとんど外濠だけでなく内濠まで埋まりつつある。 もう緩和パズーカは止めて消費税を止めることだ。 そして本格的な構造改革に大きく舵を切り替えることだ。カネよりも痛みが伴うのは仕方がない。 それは文書主義を排して多様性と個性を吸い上げとくに公務員の仕事を効率化して最大限生産性を上げさせることだ。 日本人は世界でも一部を除いて実に働きの内容が劣る。
じつに無駄な費用を浪費している。 その積み上げが財政赤字の累積にも繋がっているのだ。 もう国民大衆はこんな非効率な輩をいつまでも神輿に乗せて遊ばせてははいられないのだ。 総人員400万人のうち30%は減らすことだ。 IT革命はそのためにあるのだ。 アベは死してもこれをやれ。 さすれば歴史に名を残せる。 岸よりも必ず上になれる。
