2016/2/6 (敬称は省略します)
2/4大口(おおくち)・民主前原とクロダ・異次元大口との予算委員会応酬
久しぶりの民主解党宣言大口前原が質問に立った。 全持ち時間クロダとの攻防である。
去年の民主解党話は封印した上でだ。
マイナス金利が先週金曜日に打ち上げられている中で時節柄適当な材料には違いない。要はクロダのデフレ脱却2%リフレが3年経って4回も先延ばししていまだ未達として前原が取り上げたのだ。 このままでは総裁任期5年だから18年でも約束が実行されなければ任期中は無理となる。 この点を突かれてはクロダもいつまでも原油下落でとばかりの言い訳はもう通用しない。 それに中国の成長蹉跌も言い訳めくことだ。 その間彼は苦し紛れに長期的な経済のトレンドは悪くはないなとどかなり無理な抽象論でいままで煙に巻いていたのも事実だ。 一方の官邸側の第一次アベノミクス、2次もつまりは金融緩和の第一の矢以外はすべて途中で的外れにも届いていないものばかり。 政策と金融の両輪がうまく回ってでしか達成しないはずのものであった。 その意味で言えば初めからあまりにもクロダ緩和に偏り過ぎていたのだ。 つまりは明確に言えることは円安を狙った為替操作紛い目的による差益がこの3年間の金融緩和の実態だったと結果的には見られても仕方がない。 これによる不労差益利益が輸出企業を潤し、一方で輸入物価を押し上げ国民生活を直撃したことも事実であった。 それによるいわゆるトリクルダウン効果は普遍的にはなるわけはなく享受できる出来ないの差別を生んで、明らかに”上げ底”の実態を晒したと規定した。 たしかにそれは国民大衆の素直な意識と同調できることがこの3年間でやっとこさ分かってきたのだ。 この”上げ底”をアベは自身の成果として200%以上にインフレ拡大して吹聴しているが、ここにきて明らかに国民大衆はそのことのほんとうの姿の現われを見抜いてきたようだ。特に今年初からの株市場の変調は大きな下落を伴っていまその潮目の真っただ中だ。 わたしはこの予算委員会のこれだけを観たが、前原大口氏は少なくとも一本は勝負ありで取ったと思う。
それはそれとしてもいまクロダ大口をめぐる四周の環境はかなり彼にはさらにアゲインストである。 ただ官僚である彼には間違ってもここで間違っていたとも読み違いとも言えない牢固とした習い性としての官僚の無謬性の習性がある。もう今はそのことの牙城に縋り付いているやにも見えて本来ならばもう日本銀行としての役割は終結しているのに、アベの助け舟不足もあってある意味全面移譲委任に放置されていわば放り出されているようにも見える。 しかしこのことはあとあとのことを考えれば大いなる禍根を残しそうだ。 未踏の金融環境操作だけで国家を金融危機に対処させられる訳はない。 この意味でもこの政権は内部的には大きな危機を孕んでいる。 最近の日銀の重要課題の決定はすべてクロダの最後の一票で決しているほどの票の接近僅差である。 それと今に続く官僚制度の暴走危機である。
これが実は厄介なほどの足手まといである。 この習い性が戦前の軍務官僚の戦争への誘いの直接の、みんなで渡れば怖くないの暴走を誘ったのだ。
ただいまの戦後社会ではまだしも多数決のルールが機能していても今回のマイナス金利も上述したとおりだ。 ただこれからもマイナス金利の第2次や第3次とかそれ以外にも手段はいろいろとあるとの負け犬の遠吠えに近い強気はこの際クロダ御仁はひっこめた方がいい。 それにしても第4次までのデフレ脱却失敗の言い訳をさらにこれから何度も続けるのは大口氏のメンツを汚すものだ。 任期いっぱいまで屁理屈を捏ねるのは甚だ見苦しい。 クロダの名誉のためにも安倍政権の方への政策効果への浮上策のバックアップ強化を使嗾すべきである。
どうやら一皮むいたアメリカ経済もピークアウトしそうな様相の報告も出てきているのがとくに最近の株の連れ下げだ。 アメリカがこけたらもう目も当てられない。 いまの日銀の市場対応こそ、目が離せない最大の難所にある。
クロダ氏とアベにに言いたい。 自分らが扱っているカネは国民大衆の汗のカネである。 垢のカネではない。 心せよと言いたい。 とにかく国民大衆のカネでもう博打はするなと言いたい。
野党がダメだからと言って自民の驕りがもう随所に顕現してきている。
こういう時が増上慢の時と重なってきているのが心配だ。 アベの無知は治療
不能であるがクロダだけはまだのり代のある知性派だとは思っていただけに
今回の対応をみて心配のボラティリティの数値が一挙に跳ね上がったのは事実である。

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