2016/2/1 (敬称は省略します)
世のなかとんとん
金融界の奥御殿日銀もいまは表舞台で異次元役者気取り
●マイナス金利の猫だまし技は欧州にはあったが、クロダ日銀がその寸前まではつゆも否定しておいての飛びつきとは、結構この御仁も食わせ物だ。
これでマイナス2-3次までの時間稼ぎはできたと言わんばかり。 しかし銀行へのお仕置きペナルティもこのあと発動できるかどうかは闇の中。 またしても世間を欺く次の手練手管をひねくり出すかも。 本当はそんな鬼ごっこは別にして、政権との政策すり合わせにもっと務めるべきが本筋で、所詮は金融の限界を知ったまともなルーティンワークこそが本来の奥御殿の存在感と鎮座まします威厳というべきものではあるまいか?
ただ政権側もどう見てもいまだ安全保障絡みが不安であるので、すべての政策の舵を経済一本に絞り切れない中で、その仕上げの中核としての憲法問題をいまの絶好のチャンスに仕上げたいと焦点を絞っている。 このことによる政策追及への分散化が世界同時減速経済への大切な未達を招来しているのは事実だろう。 それにアメリカ大統領選挙への日本の対応も考慮すれば硬軟両方の受け止め方も考慮のうちに収めておかねばなるまい。 そして極め付きは原油本位制ともいうべきこれの動向が一番の関心事である。 日本にとって原油価格のいままでの下落は国益に沿うとはいえいまの世界景気の減退が、資源価格の低落と合わせて資源原油国と新興国の経済に相乗的なダメージをあたえそれが政治不安の輪廻現象を引き起こしているのは否めない。 やはりその意味でアメリカ大統領選の行方はこれからの世界的な趨勢の大きな政治の体幹部分と見做すべき重要な要素となってくる。 この中で日米の軋轢がたとえばTPPなどの問題でのトゲになってくるのかどうかが問われることでもある。 批准に至るまではまだ予断は許されない。

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