2016/3/22 (敬称は省略します)
世のなかとんとん
●やっと菅官房長官が示唆。 税収減なら増税先送り
■時事通信 菅官房長官は読売新聞のインタビューに応じ、2017年4月からの消費税率10%への引き上げについて、「消費税を引き上げて、減収になるような場合にやるわけではない」と述べ、増税しても税収が増えないような場合には先送りする可能性を示唆した。
菅氏のインタビューは20日に行った。菅氏は消費税率引き上げについて、「基本的にはリーマン・ショックや大震災のようなものがなければ、予定通り引き上げる」として従来の考えを強調。さらに、世界経済の減速により景気回復が遅れるなどで、消費増税後に税収が下がることが予想されるような場合には延期する考えを示したとみられる。
安倍首相も景気の足踏み状態が続いた場合には消費税増税を先送りする方向で検討を始めており、5月26~27日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)前後に最終判断するとみられている。
●いつもながらの泳がせニュースで世論動向をみてこれで良しと判断したものだ。 野党が共産党を除いて反対できるわけはない。 それと景気動向から見ても日本の経済はすでに息切れ寸前でこのまま放置すれば当然デフレにまた逆戻りの様相から見て、早めの、増税負担の否定発言は当面の政策の重しを取り外す効果は評価される。 ただ基本的には先送りに過ぎない。 廃案ではないのだからそれなりの遷延効果が一過性であることは覚悟を踏まえておかねばなるまい。 ただそれにしてもアメリカ経済の強さに経済人の見方が強弱があり、本当のところは予断を許さないのが実情である。 その意味でもいま上昇のトレンドの切っ掛けを掴みかかった原油の価格安定が大きなメルクマールであることは間違いない。

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