2016年3月8日火曜日

「デフレには戻らない。必ず2%の物価安定を実現する」と胸を張ったクロダの言い訳


2016/3/8  (敬称は省略します)

「デフレには戻らない。必ず2%の物価安定を実現する」と胸を張ったクロダの言い訳

●この人の言い分は常にまず言い訳から入る。 曰く株安・円高は「世界的に投資家のリスク回避姿勢が過度に広がったため」だとし、新政策は「株高・円安の方向に力を持っている」との根拠のないとは言わないが、いままでのデフレ脱却の未達のこの3年間に4回も結果的にウソを付いてきたことの延長をいまに繰り返している。 その間もずうっと経済の長期的ファンダメンタルズは基本的に安定していると言い続けてきたのと同じスタンスだ。 改めて今回もニュアンスとは変えて新政策は「株高・円安の方向に力を持っているとした。

しかしG20や蔵相会議でも日本と中国の通貨切り下げ懸念を名指しで指摘されたり、アメリカ大統領候補のクリントン、トランプ候補らからも円安誘導の非をすでに詰られている。 日米の経済関係はTPPの帰趨も絡んで今よりは緊迫する可能性がある。 いままでのデフレ脱却遷延にもクロダは石油下落を理由建てしていたが、経済動向はすべての要因を加味しなければ意味はない。 コアじゃとか除いてとかいう責任逃れの官僚的言い訳は通用しない。 理屈で押してもだめだ。 いまクロダがなんとか言い訳しながらも存在できているのは

やはり前回の3%を延ばした消費税延長効果が今の下支えになってもいる。

1980年代から見ても日本の中央銀行の総裁で見事に仕事をこなしたのは誰一人としていない。 いちばんの戦犯は先の1990年以後の大バブルの火消しを間違えて大引き締めでその後の25年に亘るデフレを招来した三重野の大バカだ。 それとその時の大蔵次官のなんたらだ。 とにかく事務官僚のバカさと言い訳でどんなに庶民・国民が痛めつけられたことだろう。 その点アベが先の消費税を感覚的政治勘を働かせて一年延長したことはまさに優れた判断だと今も思う。

その点でクロダは残りの消費税上げについては勿論政府の管掌とは言いながら、やはり財務省派遣の総裁の本音を露呈して、先の消費税より%が少ないとか、消費反動減は前回の半分とかの楽観論というか財務省サイドの人間の肩入れでしかない。 ここはアベが判断に任せるがいい。 つまりは自分が最終は背負うのである。 周辺の補佐官と秘書官には財務省崩れとか反財務省の経験からの貴重な優れた知恵が大切だ。 彼らの本流から外れた斜めの知見に優れたものがあるのは先の例から明らかだ。 ここは私見では財務省が二回に分けたとはいえ、一挙に5%の消費税上げがいかに無謀であったかが予知も判断もできなかった財務省のバカさ加減から政府は国民大衆と意気を通じながら決断したらいい。 じつにこの国を知らないのは財務省とその文書主義に汚染されたバカ連中である。

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