2016/4/30 (敬称は省略します)
アメリカの苛立ちが世界にどういう影響を与えるか?
●どうやらアメリカの歴史上でトランプという人物は異例も異例の候補者らしい。 今までに公的な職業歴は何もないということだ。 普通は政治経歴があったり軍人だったりする。まさに公的人種が選ばれるのだ。 そんな人物がひょっとしてではなく可なりな予備選での選挙人を集めている。 一方のクリントン女史もアメリカでは人気は少ないが民主党候補になることはほとんど間違いない。 とくにトランプはここにきてアメリカ人でもここまで実際に現実に共和党候補に迫ってきている可能性については驚きを隠していない。
それにクリントン候補に比べてもトランプに対する期待と恐れがない交ぜになっている中で、怖いもの見たさの興味深さがその底辺の心理に取りついているとみられている。 もう彼らはの信奉者のみならずアメリカ人はなにか自分でも制御できないアメリカ以外の関心を抱いていないようだ。 ソ連の崩壊によって自由主義が制覇したと思ったのに、中国の台頭と最近のロシアの覇権主義のよる好き放題で世界の秩序は冷戦時代より不安定になった。 世界経済もBRICSの減速でアメリカが相対的に世界の王者になっている。 もうアメリカは世界の警察官ではなくて、普通の大国になりたいのに成れないジレンマに苛立っているのだろう。 とくに欧州の溶解現象には心穏やかではないだろう。 そのためにも英国のEU離脱によるこれ以上のEUの混乱は心配であることは間違いない。 とにかくいまは経済も内容的にはいろいろあっても強いことが一応世界経済の牽引国であることは良くも悪くも自分ではよく理解している。 しかしこれが先行きも間違いなく強くあるためには、勿論軍事もあるが、とにかくは経済を固く締めていくことだと真剣に思っている。 それがためには本音で言えばもう海外のことにはあまり深く関与したくないと言うのがトランプに始まる国民の大方の意見でもある。それぞれが自分で自分の国のことは始末
しろということだ。 もっと言えばもう面倒は見切れないこともあるぞといことだ。 それなくしてトランプがこれほどの異例のサポートされるわけはない。 それも一介の商売人上がりである。 もし彼がアメリカ史上初の商売人大統領になれば間違いなく合理性を前面に出したまったく今までと違う、
しがらみのない新タイプの政治をすることになろう。 その意味ではリスクはあってもアメリカはトランプにさせるかもしれない。 あの無茶苦茶にもみえる素人臭い本音志向の政治はリスクオンではあるがアメリカという国はそんなことを乗り切るクソ勇気を発揮する国としての弾力性といまだ若さがあるのかもしれない。 日本の古臭い既得権益グループにとっては間違いなく厳しいことを覚悟しておいた方がいい。 一つ間違えば戦後初めての日米のかなり深刻な国益上の意見相違と経済対立の要因も露呈するかもしれない。 つまりは日本はアメリカに対しての甘えの構造の継続は破綻するかもしれない。
それはこの日本に対する第2のペリーの来航でもあるかもしれない。 日本は
もうアメリカの妾政治は続かない。 たぶんそれは日本にとっては覚醒のためには必然の苦しみかもしれないが、ある意味アメリカからの桎梏からの余儀ない解放になるかもしれない。 それこそ第2の維新だ。
