2016年4月12日火曜日

日本は原爆2発と原発メルトダウンの世界で唯一稀有の体験国


2016/4/12 (敬称は省略します)

日本は原爆2発と原発メルトダウンの世界で唯一稀有の体験国

G7外相会議が広島で初めて現地開催となった。 戦後70年を経て初めてだ。 アメリカのケリーが現地原爆ドームの前に立っていることが不思議だった。 いずれケリーの推奨もあって、もしや伊勢湾サミットにオバマの広島が実現されるかもしれない。  ウルグアイの前大統領のムヒカがたまたま

非公式が来日して当地を訪れて、「倫理ない科学は悪の道具に」と述べて、

原爆を非難し、加えて原爆資料館で「人間は同じ石でつまずく唯一の動物」と記帳したという。なかなかこの御仁、現代文明に鋭く且つ又知性的な寸評批評を加えて、その来日の足取りがG7の一両日前だけに効果的でもある。 あの象のような目が時として鋭い文明評論をするのが実に的確だ。 日本のいまについても批判的だ。 働くためにただ働く。 もっとなぜに働くかの意味を問うてもいる。

彼の言う、倫理的な世界観はついぞいまの世界からはその言葉自体が失われた感が強かっただけに、改めて新鮮だ。 顧みてもしオバマが現実に来広の実現がなされたならばプラハのあの感動がオバマによって再びどのような言葉で世界に花火のように煌びやかに発信されるのであろうか?

われわれ日本人は表題に示したような二つの稀有な体験国なのに、自国の指導者からは感動的な震えるような真摯な言葉は聞いたことが無い。 すべてはコントロールされているという虫唾が走るような、息を吐いて吸うがごとくのウソを平気で言った倫理観無き最低の知性のアベを今でも我々は忘れない。 日本の政治家の程度が日本国民の民度と同じだと世界から見られるのは誠に心外だが、あべ以外でも男女を通じて広島の舞台でそれに見合ってそぐえる政治家がいないのを実に情けなく思う。 もちろん経済人においても於やである。

こうしてみるとオバマは少なくとも今までのアメリカ大統領の中でもかなり倫理感の高い大統領領であったかも知れない。 オバマの無策としてアフガンやイランそしてシリアへの地上軍の派兵を嫌った彼は、やはり東西に亘る世界共通の知性であったかもしれない。 すくなくとも彼がパナマ文書とはまったく異質であることはあのほのかな家族を見ても忍ばれる。 オバマには来てほしい。 それにしてもこの日本にこそ今いてほしい人物の一人にやはりオバマの矜持と倫理観と知性である。  いつまでも日本はモノばかりを追うセールスマン国家では恥ずかしい、本当の意味で右顧左眄しない不言実行の日本人であってほしいものだ。 そう慕われるうちが華である。 日本はいまふたたび世界から少なくとも親しみのない冷たいそろばん片手の国と見られつつある。

少なくともアメリカの着物の裾だけはしっかりと捕まえてひとり孤独に陥らないことを国是にして再び同じ石ころにだけは躓かないことだ。

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