2016年4月15日金曜日

アメリカによる北東アジアの雪解けはない。 鍵は日ロでは?


2016/4/15 (敬称は省略します)

アメリカによる北東アジアの雪解けはない。 鍵は日ロでは?

G7の前に延び延びになっている日ロの会談がある。 ロシアはいつもこういう西側の結束を崩すかのように日本に領土問題を梃に揺さぶりを掛けてくる。

今回も同様とは言いながら日本側の長年にわたるアメリカの傘の下でも一貫して領土問題が先で、そのあとに平和条約の交渉という日本側の歴史的経緯からの原則交渉に、一時はロシアのラブロフの領土問題は存在しないのでまずは平和条約という真逆の交渉をしぶとく提案してきているが、要はプーチンの判断だ。 日本側も戦後70年、もともと鳩山時代から歴代首脳は幾度ロシア参りをしたことだろう。 もしプーチンがいなくなればやはりそれに代わる人物はいないのかもしれない。 しかしこの領土問題の関わる日ロのトゲは

ひとり両国間の二国関係のみならず、北東アジアの冷戦の更なる硬化が世界政治の中でも極地地政学的なことよりも優れて世界の今後にも多面的影響を与えることは論を俟たないのである。 もし日ロが融和の道を探しえた時には、必然的に中朝にもかならずや変化の兆しが出てくるのは間違いない。 いわばロシアは北東アジア融解のまさに触媒である。 このことがいずれ米露のいまの冷戦後のいままた再冷戦に変化を齎してロシアによる中朝冷戦への玉突き宥和への多面的波及効果を期待できるかもしれない。 今回アメリカがアベの日ロ会談を許したのもロシアとの欧州における一応の手じまいが功を奏したその上の判断であったものと思う。 まさにこの会談で決断のプーチンがひょっとして瓢箪から駒の予想外のちから技で引き分けの何たるかを示すかもしれない。

もしロシアがユーラシアの東西に亘る地政学的大国への窓口を東にも開ける

国家的展望から日ロ新時代への決断を示せば、これはオバマの核廃絶プラハと未だ未定ではあってもかなりの期待が大きいオバマの来広によるアメリカの核に対するこれまた戦後一貫して譲らなかった反省と謝罪の広島宣言にも比する

ロシアの太平洋国家としての開国にあらたな北東アジアの展望がものすごい押し込められた冷戦下の氷雪のエネルギーの発露を求めて解放されるかもしれない可能性を秘めているとしたら、G7の傍らで日ロの会談の成り行きは無視できない。 このことは日本がアメリカ一点張りの視点から米露の二大強国との間で複眼の視点を有する一段上の存在に競りあがる機会でもある。 アメリカ一点張りの近視眼政治からの解放はアメリカの日本に対するストレスの開放にもなり、優れて日本の視野角が広くなる得難い効能を手に入れることにもなる。

そのことは世界政治経済の成長にも少なからず強い予感を与えずには済まない。

アメリカも可愛い子供には旅をさせよの教訓にもなる。ことは逆にアメリカの度量が試されることでもある。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ