2016/4/22(敬称は省略します)
習主席、天皇陛下にお見舞い伝える電報
●いっぽう、アベに対しては侵略の歴史直視し反省をと…靖国真榊奉納に中国の不快感はいまもなお続く。 中国は経済の大失速で、就任当時のオバマとの新しいG2新時代もぎくしゃくの連続で、アメリカの新大統領の今秋決定でついにオバマとは蜜月時代を築けなかった。 さらにその後の新大統領とはクリントン、トランプのいずれが当選してもアメリカとの宥和への回帰は難しそう。
習の任期はこれからの方が長い。 まだ6年はあるのだ。 その期間にはアベもいない。 今回の天皇に対するお見舞いの伝達は、日本国内での天皇とアベの平和に対する根底的な違和感のその隙をつくものかもしれない。 日本の統治スタイルの二重構造の間隙を突くものでもあるが、やはり習おじさんにはそんな見え透いた戦略機略を弄するよりはもっと正攻法での大国らしいおおらかさがあってしかるべきではないか? 習のように大柄で大人の風格者にしても、日本の内政に分断を意識させるような小手先では日中の本当の交流はまだまだ難しい。 日本では深く考えれば中国共産党政権は旧の国民党政府を乗っ取って打倒したのは理解できても現実感としては孫文から蒋介石に至る政治系譜の流れでの共産主義とは相いれないイデオロギーでの違和感はどうしても脱却できない感情も拭いがたいのである。 さらにいえばあの戦争でアメリカにはコテンパンに負けたが果たして連合軍によって個別にみればどうであったのかと遡って問いただしたくもなるのだ。 未来永劫あの戦争の罪をという中国の考え方には歴史大国である自国の興亡史を顧みる本当の大国としての度量を検証すべきだ。 そのことの真の解消にはまだまだ先の数百年もかかるのであろうか? もし国民党政権であればもっと違った戦後の日中70年史があったのは絶対に間違いないと言える。 さすれば北東アジアの冷戦もどのような推移を辿ったのかとも思えるが、歴史にはももしが無いことも事実である。
習の国内統治の未達が政権維持の必要上からの内政からきているのかも知れないにしても、世界は中国のものだけでもあるまい。 大国には大国としての度量と鷹揚さも求められる。 早く国内統治のための整風運動を貫徹させることが周辺国家のためにも必要である。

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