2016年4月20日水曜日

世のなかとんとん


2016/4/20(敬称は省略します)

世のなかとんとん

増税問題はいまや自民内の政局に

消費増税、自民政調会長「1%刻みも選択肢」

自民党の稲田朋美政調会長は19日、日本経済新聞のインタビューで、2017年4月に予定する消費税率10%への引き上げについて、経済に深刻な影響を与えると判断した場合は「1%をまず上げるという考え方も選択肢としてはある」と述べ、増税幅2%の縮小に言及した。20年度までの基礎的財政収支(プライマリーバランス)黒字化目標は「簡単には変えない」との考えを示した。

●官邸と財務省のハブとマングースのトラグルがますますヒートアップして、どうやら表向きとは違ってもう自民内はこと増税派と財政規律派のその間の日和見派の三つに分かれている。 この稲田おばさんも立場上もともとは財政規派に見えたがどうやら「1%刻みも選択肢」というのは苦し紛れの新たな選択を示したものだろう。 逆に言えば財務省の巻き返しともいえる。

ここにきて熊本の大震災が政権側にもいろいろのダメージを与える憶測が政界を通り過ぎていることもそれを追認している。 政権側も安保法制並みの解釈を膨らませれば、熊本大震災は東北大震災並みだと強弁したいところだが、熊本知事と政権側の確執一つとってもしっくりいっていない。 例によってアベの激甚災害適応に対するイジケタ裁定引き延ばしなどにみられるのもその根底には川内原発を巡る政権側の被害拡大イメージを望まないイジケタ姿勢とも絡んで現地との不整合が絡み合っている。 あれやこれやでTPP国会論争や京都、北海道の補欠選挙の動向、ダブル選挙が無理だとの憶測も交えて、この参院選は少なくとも40-50議席は減らすとの予測がかなり鮮明になってきていることが、政権側の危機感を募らせていっそう頑なになってきている。もちろん憲法改正なんぞのアプローチは粗方雲散霧消だ。

 加えてこの大震災の経済に与える影響がこれからさらにマイナスに作用することから、ただでさえ15年に比べて16年はこれから下押しする傾向が広がってきていた上に、熊本のこれだから、政権側に対する財務省と政権内の二重構造権力の軋轢が断層構造のように政界の表構造にまで露出してきていることが、小さい心臓のアベしんぞうをイライラさせているのだ。 そのことに関してエヘラエヘラのアソウは先のアメリカでのG20でアメリカの財務長官に為替誘導紛いをたしなめられて、不機嫌そのもので、帰国後も独自円安操作を画策するような不穏当な心理状態で、自民内に広がる増税先送りとか小刻みなどについても不機嫌なのは当然である。  そしていちばんの問題はそういう党内のあれやこれやの自由発言にアベ自らがその都度教科書通りのリーマンと大震災並みの事象を連発していることに財務省としては神経を逆なでされているとこれまた怒り心頭なのだ。 この官邸と財務省の不都合な戦いの決着はいずれ自民内の政局に火をつけかねない。 国民不在の税を巻き上げる戦いはどうでもいいのだ。  それにしても2%

の半分の1%とはなんとイジケタはなしではないか?   まずは正当な構造改革がそれの財源であるはずなのに。  やればずっしりと水を吸ったタオルからズブズブの水があふれ出るようにしたたり落ちるょ。

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