2016年5月12日木曜日

岸田外務がオバマ広島訪問で一本


2016/5/12(敬称は省略します)

岸田外務がオバマ広島訪問で一本

●この御仁、もうひとつ言語不明意味不鮮明の印象が強かったが、前の広島へのG7外相会議を招聘してその時のケリー米国務長官に原爆資料館を見せて「胸えぐられるよう」と言わしめ、そのことを帰国後オバマに強く広島訪問の実現を迫ったという。 結果的にそのことが決定されて、岸田の評価は党内でも上がったはずだ。 もともと外交の司は外務省でありその主たる外務大臣がこれを管掌しているが、アベがしゃしゃり出て岸田は割を食っていたのは周知のとおり。 反り割にはアベの外交は手前の得点稼ぎに終始してガソリンを巻散らすのは得意でもその成果たるや惨憺たるものだ。 たぶん外務省も切歯扼腕だろう。 とにかく外交で得点を稼いでとの想いばかりで、たとえば拉致などもアベが関与すればマイナスばかりで実はアベは外交下手との印象は強い。 韓国も最後は収まったがもとはと言えばアベの不器用な喧嘩外交でささくれだったのをやっとのことで宥めた経緯がある。 アメリカともオバマ第1期目は蚊帳の外に追いやられていたものだ。 それゆえ今は成果なしのなかで、すがる思いでプーチンに色目を使っている。 そんな下卑た姿勢で外交玄人のプーチンを篭絡できるわけはない。 今回のゴールデンウイーク中の欧州訪問でのドイツでも結局はメルケルに対して財政出動の同意を得ることはできなかった。

そんな中、今回のオバマ招聘は念入りに外務省との作戦をもとに練り上げたもので、これは寡黙口下手の岸田の一本の成果であると言われている。 一応アベがオバマをエスコートすることになってはいるが功労者は岸田と自負してよい。 今回の改造で岸田派は閣僚は岸田一人と冷遇された。 岸田も寡黙であるが思うところはあるはずだ。 片や一方の石破もこの連休中はアメリカでトランプ批判をしたりとアベ以後を模索する派閥の動きが動き出している。

そのいみで今回のオバマ訪日もアベにとってはアベ以後にも繋がりかねないイベントでもあるのだ。 考えて見てもアベの周辺のエスタブリッシュメントの多くは産官学に亘って防衛軍事に亘る人種が多いのである。 いわば戦争・武器に繋がる系譜から見れば理念としての核廃棄・平和主義はデーゼとしては分かってもとくにアベにとってはまあ様子見を決め込む態度に終始するはずだ。 

それに加えてアベには理念理想矜持という哲学とは程遠い対極の政治屋である。

この発表があった時のTVでのアベの顔はなにか不満げで深刻に見えたのはもともとそういう高尚な政治課題とは程遠いレベルの政治屋であることを如実にみずから語ったことである。 そんなアベは世界のトップクラスの辣腕政治家連中からはとっくに見透かされている。 そんなアベがG7の議長なんて・・・・他の首脳クラスからはほどほどの扱いで済まされるのがオチだ。 ましてやオバマの太鼓持ちと見られたら軽く一蹴されると思う。 アベノミクスの落日の宴とみてよい。 日本はもっともっと新しい既得権益からフリーな若い世代からの政治家が出ないことには明日はかなり厳しい。 それほどに国力は1980年代からのこの40年近くの間に取り返しのつかないほどの低下を来している。

もちろん人口減少が最大の理由にしてもそれだけではないはずだ。 やはり政治の劣化が夥しい。 これからも既得権益層に蝕まれた政治の重苦しさは更に続くのかと息苦しい。若い世代がなんとしてもなんとしてもこの氷を粉砕してほしいものだ。もう屁理屈なしの元気な日本人よと言いたいだけだ。

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