2016/5/14 (敬称は省略します)
世の中いろいろ
官邸の増税延期の是非判断と財務省と日銀の綱引き
●どうもここにきて官邸と財務省・日銀の足並みが乱れているように見える。
ほとんどがマイナス金利を取り入れた以後の円高株安の現状には投資家は勿論官邸筋でも予想外だと不満もある。もうマイナスサプライズと怨嗟の声
はいまも続いている。
ただ日銀はやはり財務省の支店であり、その枠内での縛りからは出れないのだ。 うまくいっているときは良いが、ひとたび足並みがそろわないと今のようにモヤモヤの空気に陥るのだ。 この現状から日銀は対応を問われればいつでも必要であれば緩和を講じるとやや開き直った答弁はクロダの口癖になっている。 官邸にすればこの3年弱の緩和主導の円安上げ底がはっきりと露呈したいま、出来ることならばバズーカの3発目がすぐにでも発射してほしいが、一方で増税の道筋がまたまたの延期模様のイライラからどうも打ち方ヤメイの下知をしていると見える。 そのためG7を控えた政権はとりあえずは財政放出をキーワードに据えて事前の欧州地ならし行脚をしたが、どうしてもドイツの堅物女史のメルケルはアベには賛同しなかった。 女史の前々からの構造改革に対してアベは一言もないのだ。
その意味で伊勢湾サミットでどんな共同声明になるかは予断を許さない。
円安の下駄を履いた上乗せ日本経済もどうやら春の宴の終わりと報道されている。 このさき財務省・日銀を向こうに回しての政権家庭内不和をどう収めるかが株価浮揚のカギだ。 これからの先行きは3年前とは違った上り坂になりそうだ。 それに荷物も重そうだ。

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