2016年5月9日月曜日

世の中いろいろ


2016/5/9 (敬称は省略します)

世の中いろいろ

 【平壌】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は6日から開かれている朝鮮労働党大会での活動総括報告で「共和国(北朝鮮)は責任ある核保有国として敵対勢力が核で我々の自主権を侵害しない限り先に核兵器を使用せず、世界の非核化を実現するため努力する」と主張した。朝鮮中央通信が8日伝えた。

■北朝鮮がその中で、核の先制不使用に初めて言及した。

【ソウル】韓国紙の中央日報は7日付で、クラッパー米国家情報長官が4日に訪韓して韓民求(ハン・ミング)韓国国防相らと会談し、米国が北朝鮮と平和協定に向けた議論をする際の韓国の立場を打診していたと報じた。外交安保関連の高位当局者が話したという。北朝鮮が朝鮮労働党大会終了後に対外攻勢に出る可能性に備えたものだと当局者は説明した。

また一方でとの報道もあり、北東アジア情勢はにわかに緩急の度合いを高めてきたとも見える。 日本のロシアとの平和条約交渉と裏腹な北朝鮮の核先制不使用のサインは寸時でアメリカの韓国への了解のもとでの外交姿勢の転換の可能性を匂わすものだ。 中国も北の党大会には祝電を送ったという。 また同様にロシアが北に対して何らかのあしらいをしているのは当然だ。 いずれにしても米朝の接触の可能性がまったく冷戦構造の真っただ中からこんごどのように動くかはこれも併せてアメリカ大統領選の帰趨にも微妙な影響を与えそうだ。核先制不使用は冷戦の氷を解かす火となるか。

いまは中国よりは、親密なロシアの公式反応が分からないが興味がある。 当然それは翻って日露関係とも連携する。

今までの先軍政治から両輪の党をも従えたものになるかは今後の推移をみることと、やはりアメリカがどう判断するかがすべてに掛かっている。 ただ核の先制不使用は各大国の常道の声明であり核の実体的到達点の検証が必要であることは間違いない。 いずれにしても技術は失敗の上に修正を加えればやはり進歩するのだ。 投げられた石にアメリカがどう対応するのかがポイントにはか変わりない。

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