2016/6/10 (敬称は省略します)
「2017年の習─トランプ」の可能性はあるか。
●オバマの2期8年は中国封じ込めはできなかった。 むしろもともとの平和主義者のオバマにとっては世界のいたるところでの戦争の危機に対して、出来るだけ宥和政策で事に当たっていたと思う。 アフガン、シリア、ウクライナに対しても結局は地上軍の派遣には至らなかったのは、アメリカの警察官の放棄ではなくむしろオバマの平和愛好の故と思う。 そして次なるアメリカの大統領に民主党のクリントン女史か吠える金髪の共和党のトランプかであろうが、
アメリカは今までの8年の民主党から久しぶりのあのブッシュに続くトランプを選ぶように思う。 そして溶解する欧州のこともあるが、欧州は欧州で、むしろトランプには中国との遭遇がいちばんの興味である。 クリントンの場合はいまのクリンチの状態からは抜け出せない。 やはりここは公的なキャリアがないトランプだがその商人的非官僚的な発想を期待したいところだ。
そのことは北東アジアの中でというよりは東アジア全体の中での中国と日本というこの二国の歴史的な拮抗状態をどう裁ききれるかである。 もしアメリカにいまだ喧嘩両成敗の仲裁出来る気力と実力があるかどうかによる。 レフェリーする力がいまも残っているかが問われる。 それには中国をしてそれを認めさせる力である。 わたしはやはり日中はアジアでは並び立たずと思う。 そのためには米中のG2の構築がなされなければならない。 軍事的にも日本は単独で中国には渡り合うべきでなくまたそうすべきでもない。 これはアメリカの核の傘だけでなく、政治経済的にもアメリカへの依存なくして国の安寧を
維持できないという現実をしかと再確認しても尚且つそうなのである。
その意味でもいまの憲法は必要な基本的人権条項以外は決して変える必要はないのだ。 つまりは日本は日中貿易がゼロでもなにも困らぬようにだけはしておかねばならない。 もしいずれ中国が崩壊して各省が個別国家にでもなればそれはそれで別のことになる。 そういう意味で中国のことは暫くはトランプに丸投げが一番だ。 戦争になることを思えば中国探題をアメリカとの談判に切り替えることこそが日中直接紛争の火種を極力抑えることになる。
顔をみればそれだけで喧嘩したくなる間柄は人も国家も一緒だ。
それが100年いや1000年続こうが関係ない。 日中間のことはもう徳川時代の出島で始末することとして、出島に
実質アメリカの出島出張所を置くくらいの気持ちで処することである。
とにかく戦争にならないことが一番だ。 相手は日中戦って1億人死んでも
いい位の国柄だ。 こんなのとまともに相手にする方がアホである。
とにかく人口が15億にいずれならんとする膨張国家にいたずらに向かうことは愚の骨頂である。 ここは知恵で躱すしかない。 なにもそれは勝ち負けではないのだ。 国のいままで学習した歴史から教えだ。 その意味でトランプには日本の考えを分かってもらう必要こそが一番のことだ。
クリントンにはこんな芸当は出来ないし、この女史はなにか裏表のある気持ちの悪い悪女の容貌が最近とくに感じてあまり近づかない方がよさそうだ。
トランプは田中角栄みたいだが人間性は悪くないと思う。 トランプに日本を預けた方がよろしい。

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