●大東京は日本の直下の首都でありスーパー自治体だけでなく、極めて政治性を帯びている。 単なる官僚の積み上げで組織がなっている訳ではない。 そこには当然のことに国との関係や世界の都市との文化・友好の連携なども含めてかなり多岐に亘る行政のウィング幅を持っているのだ。 とくに現在はオリンピック・パラリンピックの2020年に備えての行事も抱えていてその政治規模は常よりは格段に拡がっている。 今回の舛添知事の突然の辞職による影響はもともと本来的にはあるまじき倫理的な不信感から、ついに追いつめられたものだ。 そのことだけでみれば何のことはない副知事を格上げしただけで選挙もせずに済むことだが、それがそうもいかないのは東京はやはり巨大な自治組織ゆえに政治性の幅が極めて広いからトップである知事は優れて行政官僚で間に合わすというわけには行かないことによることが、いまも次の人選を難しくさせているのだろう。 時がもっとそこまでを要求していないのならば、いわゆる相乗りでも収まるのかもしれないがとくに今までの三代も続いた不行跡の後始末の出直しだけに行政手腕はもとより推薦母体が政治がらみで被さってくる圧力も相当なものであることは間違いない。 それだけに自薦他薦で浮いたり沈んだりはその御仁の持つ主義主張もあっていま絞り込みの最大の時間との読みの狭間にあると言ってよい。そんななかで自民の小池女史、前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)を擁立する方向で調整、野党は元鳥取県知事、元総務相の片山をベースに脱原発のの宇都宮健児・元日弁連会長が共産党の支持で名乗りを上げている。 大体ここらあたりで絞り込みがなされると思う。
それにしても今回は相乗りはありえない。 与野党でのガチンコ勝負でまずは一騎打ちとなろうが、ただ小池女史は絶対に降りないと思う。 万年候補の汚辱を排して今回は崖から飛び降りる発言の裏には昔の経緯のある小泉の背後霊が垣間見れるのである。 都連の推薦だけは貰いたいそうで最低限の自民党へのご挨拶だけは欠かさない義理固さがいじらしい。 これを契機に小泉の反撃が先々どうなるのかもう思いは先走りする。 もちろん片山の古武士のような立ち振る舞いも大東京の顔としては悪くない。

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